取扱い製品

ナニワオイルクリーナー

濾過器の選定

機関、機器の仕様に応ずる選定

わが国の粘度数値とする工業単位はセンチストークス(cSt)が用いられています。この粘度を示す数値は一般的に温度が上昇するにしたがい対数的に粘度数値は低下します。このことから例えば、重粘度質の潤滑油や燃料油(250cSt近辺)を80℃近くまで温めることにより、粘度40cSt以下の低粘度にすることができます。これにより重粘度質の油も容易に使用可能となります。

濾過器の選定

次の表にある標準流量は1時間あたりのフィルターを通過する量であり、接続パイプ等のロスは計算に入れてありません。

この標準流量はエレメントの清掃直後の値、つまり最大通過量を示すものです。使用中の差圧を一定とすればフィルターの汚れによって流量は減ってくることになります。濾過器は機関、機器の仕様、流量値にもよりますが、フィルターがある程度詰まることを考慮にいれて余裕をもって選定されることをお薦めします。

これは実績から表示流量の40~50%と考えれば良いのですが、流体の粘度の低下を求める温度と圧送力によりその数値は大いに変わってきます。

また、出入口径を小さくする事は当然流量が減少することとなります。

圧力の損失(ロス)

液体が濾器を通過する際の粘度とフィルターによって抵抗が生じ、入口と出口側に圧力の差ができます。この差が圧力の損失となります。

■標準流量は
口径 d 標準流量 l/h 標準型
管用
Rc
呼径
φA
メッシュ 型式 型式 接続
150 100 60 40 濾板 流体
1/4
3/8
1/2
1/2
3/4
8
10
15
15
20
435
580
580
875
875
520
760
760
1140
1140
1330
1940
1940
2920
2920
1800
2780
2780
4170
4170
102
103
104
205
210
A
A
A
A
A
T
T
T
T
T
捻込
1/2
3/4
1
1/2
3/4
1
15
20
25
15
20
25
1420
1420
1890
1840
1840
2450
1840
1840
2460
2390
2390
3190
4730
4730
6270
6100
6100
8100
6800
6800
9050
8800
8800
11700
305
310
312
313
314
315
B
B
B
B
B
B
T
T
T
T
T
T
捻込
1
11/4
11/2
25
32
40
3660
3660
3660
4720
4720
4720
11700
11700
11700
16300
16300
16300
405
410
411
C
C
C
T
T
T
捻込
25
20
32
40
1890
1890
3660
3660
2460
2460
4720
4720
6270
6270
11700
11700
9050
9050
16300
16300
316
322
420
421
B
B
C
C
T
T
T
T
フランジ
32
40
50
65
2920
2920
4430
4430
3780
3780
5680
5680
9360
9360
14100
14100
13040
13040
19700
19700
422
423
430
440
C
C
C
C
T
T
T
T
フランジ
80
80
100
4820
9640
9640
6270
12540
12540
16100
32200
32200
23100
46200
46200
504
505
506
D
D
D
T
T
T
フランジ
  1980
4820
2585
6270
6580
16100
9500
23100
306
501
B
D
O
T
エレメント式
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